内容説明
世界経済関係の歴史的な流れ、とくに日本と関係の深いアジア地域の経済発展の現実を前提知識としながら、国際経済学のミクロ・マクロの基礎理論と政策論を具体的イメージをもって理解できるようこころがけた。国際経済学の全体像がわかるよう、9つの章で広い範囲をカバーしつつ、各章では必要最小限のトピックスに絞って丁寧に解説している。
目次
第1章 世界経済の動き
第2章 アジアの経済発展と日本
第3章 輸出と輸入の決定要因
第4章 規模の経済に基づいた貿易
第5章 貿易に対する政策
第6章 企業の海外進出
第7章 国民所得と国際収支
第8章 開放マクロ経済
第9章 為替レート制度と為替レートの決定要因
著者等紹介
青木浩治[アオキコウジ]
1955年島根県に生まれる。1977年神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位修得退学。現在甲南大学経済学部教授。主要業績「為替レートと外国為替市場介入-シグナリング・アプローチ-」『経営と経済』長崎大学(1989年)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。