内容説明
通常の経済学が「消費税率が上がれば物価は上がるか下がるか」のように変化の方向を問題にするのに対して、計量経済学は「消費税率が3%から5%へ上がると物価は何%上がりそうか」と変化の大きさを問う学問です。本書は経済学・統計学・数学の三位一体といわれる計量経済学への「ガイド付きツアー」のようなテキストです。既刊のあらゆる入門書を読む前の「入門の入門」テキストとなるようにまとめました。
目次
第1章 計量経済学とは何か
第2章 構造識別の問題
第3章 モデルの確率化
第4章 単回帰分析の概要
第5章 単回帰の推計理論
第6章 重回帰の諸問題
第7章 単一方程式モデルの諸問題
第8章 連立方程式モデルの推定
第9章 時系列分析
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