内容説明
成熟してきた為替レート決定理論の展開と国際金融をめぐる現実の諸問題の複雑さを考えて、為替レートと国際金融に関する理論と実務的知識をバランスよくとりあげ、できるだけ平易に解説した。これが本書の第一の特徴である。また、読者の学習を助けるために各章ごとに演習問題を設け、さらに読者の気分転換になるように各章の終わりにトピックを記すとともに、参考になるように英語の専門用語をできるだけ付しておいた。
目次
第1部 外国為替と国際金融の実際(国際経済取引と外国為替;外国為替市場と為替レート;外国為替操作 ほか)
第2部 為替レートと国際金融の理論(国際貿易と為替レート;国際資本移動と為替レート;為替レートの変化とその効果 ほか)