内容説明
人事制度を業績改善に役立てたいという企業は多いと思います。しかし、単に制度を作り導入するだけでは、目的を達成することはできません。社員の能力を向上させ、業績改善を実現しようとするならば、経営者自身が制度をいかに活用し、運用していくかについての明確なイメージを持つことが不可欠です。本書ではこれらの視点から、中小企業における成果主義人事制度設計の仕方はもちろん、効果的な運用方法や教育への活用についてわかりやすく解説します。
目次
第1編 経営改善のために経営者が押さえておくべき人事の視点(経営者の評価と社員のやる気の関係性;小さな会社ほど評価制度をもとにした教育が効果的!;評価制度と連動した人材採用が業績アップを実現する)
第2編 業績改善のための効果的な人事制度策定の具体的手法(中小企業に求められる成果主義人事とは;成果主義導入に成功する秘訣;中小企業の成果主義人事の作り方(現状分析と目的の明確化;職位制度と評価制度;賃金制度))
第3編 中小企業の強みの活かし方(小さな会社の強みを最大限に活かそう)
著者等紹介
花房孝雄[ハナフサタカオ]
株式会社新経営サービス人事戦略研究所コンサルタント。1967年富山県生まれ。同志社大学卒。中堅・中小企業を対象に業績改善のためのマーケティング戦略構築および人事制度策定などの支援を行う。現在、社員のモチベーションを高め業績改善をはかる「モチベーションマネジメント」による組織開発を展開中
鶴田浩一[ツルタコウイチ]
株式会社新経営サービス人事戦略研究所コンサルタント。1966年大阪府生まれ。京都大学卒業後、JR西日本、自動車部品メーカーを経て、新経営サービス入社。中小企業診断士。中堅・中小企業の人事労務分野を中心テーマに実践的なコンサルティング活動およびセミナー講演を展開中
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