内容説明
パスカル、ニュートン…偉大な科学者たちの歴史とナノテクノロジーなどの最新技術をわかりやすく解説した文科系学生に最適のテキスト!科学を応用し産業に結びつける方策が技術である。技術には人間の幸福を約束する“光”の部分と環境破壊などの“影”の部分が存在する。その“影”の部分はもうこれ以上無視することはできない。明るい人類の未来を次世代の人々に伝えるために…。
目次
第1部 科学の歴史(ニュートン力学の誕生;日露戦争における火薬と脚気問題;対数の発見から計算機まで;毒ガスと戦車;広島と長崎への原子爆弾;量子力学の誕生)
第2部 研究開発から応用技術―持続可能な開発(研究開発;燃料電池;ナノテクノロジー;新エネルギー技術;バイオテクノロジー;リサイクル技術;技術政策)
著者等紹介
手代木琢磨[テシロギタクマ]
1942年静岡県清水市生まれ。東北大学工学部応用化学科卒業。東京大学工学部合成化学科博士課程修了。東京工業大学、山形大学を経て現在、産能大学経営情報学部教授
勝田悟[カツダサトル]
1960年石川県金沢市生まれ。新潟大学工学部応用化学科卒業(分析化学)、筑波大学大学院経営政策科学研究科企業法学修了(環境法)。現在、産能大学経営学部助教授、国士舘大学法学部講師、みずほ総合研究所特別研究員、科学教育研究会監事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。