出版社内容情報
組織と個人の関係が変化し、個人のキャリア開発の重要性がますます高まるなか、それを支援するキャリア・カウンセリングの必要性を事例を通して明らかにする。
内容説明
「キャリア」が注目されている。職場では、男性も女性も新入社員から管理者まで、盛んにキャリアを話題にしている。産業構造や職業観の変化によって、「仕事」と「能力」の関係が、いままで以上に重要な問題となってきているからだ。それは社内・社外を問わず、自分が将来にわたって雇用され続けるための能力(エンプロイヤビリティ)を開発していくことに他ならない。本書では、だれでも一度は経験している事例を紹介して、どのような考え方や行動に原因があるのかを解き明かすとともに、周囲の人々のかかわり方にも着目。自立の名のもとに、「個人」と「組織」の関係が大きく変わってきた。個人のキャリア開発の重要性がますます高まるなかで、それを支援するキャリア・カウンセリングの必要性についてもわかりやすく説明する。
目次
第1章 これからどうするあなたのキャリア
第2章 産業構造の変化とキャリア開発
第3章 キャリア・カウンセリングとは
第4章 実録/キャリア・カウンセリング
第5章 企業のキャリア・サポートを活用しよう
第6章 日本的キャリア・カウンセリングとは
第7章 キャリア・カウンセラーの本音トーク
第8章 知って得する情報源