出版社内容情報
企業承継に不可欠な相続・遺言・定款・M&Aの論点をQ&A形式で分かりやすく整理。法務に加え税務や比較法の知見も踏まえ、紛争予防から実務的な対応策までを体系的に提示。
【目次】
内容説明
本書は、中小企業における企業承継をめぐる実務を、Q&A形式で体系的に解説したものです。相続制度や遺言の活用、定款による承継対策、株式売渡請求制度など、法務上の重要論点を網羅。さらに、税法やドイツ法の視点を取り入れ、従来の事業承継解説書とは一線を画した内容となっています。編著者である大野正道氏・原田國夫氏をはじめ、弁護士・司法書士ら専門家の協力を得て執筆された本書は、企業経営者、相続・承継に関わる実務家、法務部門の担当者にとって、信頼できる指針となる一冊です。
目次
第1章 総論
第2章 均分相続と事業承継
第3章 法定相続と事業承継
第4章 遺言による事業承継の問題点
第5章 定款を利用した企業承継対策
第6章 相続法の一般的知識
著者等紹介
大野正道[オオノマサミチ]
1949年富山県生まれ。筑波大学名誉教授。博士(法学)。東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得満期退学。1989年富山大学教授。1995年筑波大学教授。2001年筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業法学専攻教授
原田國夫[ハラダクニオ]
1949年生まれ。法政大学法学部法律学科卒業。首都大学東京大学院社会科学研究科博士前期課程経営学修了(MBA)。筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程単位取得退学。日本中小企業学会会員、東京都土木建築健康保険組合互選議員ほか。現在、内野建設株式会社(東京都練馬区)参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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