出版社内容情報
データ分析やインテリジェンス調査、品質偽装等のトピックを新たに追加した決定版。豊富な図表やケースで、最先端の実務を詳解。実際に直面した場合のイロハが学べる1冊。
【目次】
内容説明
2012年に初版を出版して以来、さまざまな企業不正が発生したが、企業を取り巻く外部環境変化やIT技術、デジタル化の進展により、事実、不正も多様化、複雑化している。企業が企業不正の複雑さに対処していく中では積極的な取組みが求められる。これには、強固な内部統制の構築、倫理的な文化の促進、検知メカニズムと技術の強化、協力と透明性の促進、技術的変化への適応が含まれる。そこで第2版である本書は、初版同様、「企業不正が発生した場合の対応」という切り口から、現在の最先端の実務を詳解しつつ、データ分析(第6章7)や、インテリジェンス調査(第10章3)、品質偽装(第11章)等の新たなトピックについても概説することとした。
目次
第1章 はじめに~不正対応の重要性
第2章 不正の類型と手口
第3章 不正の徴候
第4章 初動対応
第5章 不正調査の手続
第6章 不正調査の技術
第7章 不正調査のケーススタディ
第8章 不正調査後の対応
第9章 海外子会社などのクロスボーダー調査
第10章 M&Aにおける不正対応
第11章 品質不正特有の問題



