出版社内容情報
パーパスとは、本来、個人のパーパスであり、それをどうやって他者に伝えて、組織の共通のパーパスにまで育て上げるのかが問題であり、そのための8つのステップを提示する。
【目次】
内容説明
ハイヤーパーパスの核は、本物(authentic)かどうかだ。自分の存在意義を探っていって、本物の何かを発見したとき、それがあなたのパーパスになります。それを判断基準として行動を続ければ、必ず賛同者が現れて組織が変わります。
目次
第1部 ハイヤーパーパスの経済学(見えないものを見る;ハイヤーパーパスがすべてを変える;ハイヤーパーパスを持った組織を想像する;利己心の変容;経済学の再設計;なぜ誰もがそれをしないのか?)
第2部 パーパス主導型組織を構築するための8ステップ(ステップ1 パーパス主導型組織を構想する;ステップ2 パーパスを発見する;ステップ3 本物(オーセンティシティ)というニーズに応える
ステップ4 ハイヤーパーパスを一貫性のある判断基準に変える
ステップ5 学習を刺激する
中間管理職をパーパス志向型リーダーに変える
人々をパーパスに結びつける
ポジティブ・エナジャイザー(エネルギーを与える人)を解き放つ
行動をよく起こす:よくある質問への回答)
著者等紹介
クイン,ロバート・E.[クイン,ロバートE.] [Quinn,Robert E.]
ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネスのマーガレット・エリオット・トレイシーの名誉教授である。ポジティブ組織学(POS)分野の共同創始者の一人である。18冊の著書がある。組織行動学の教科書で引用される教授の上位1%に入る。複数の教育賞を受賞している。世界規模の調査で組織文化および関連問題に関する講演者としてトップクラスの評価を得た。彼のパーパスに関するビデオ講演を視聴した人は1,500万人を超えている
タコール,アンジャン・V.[タコール,アンジャンV.] [Thakor,An‐Jan V.]
ワシントン大学セントルイス校のオーリン・スクール・オブ・ビジネスで、ジョン・E・サイモン教授(ファイナンス)、博士課程プログラムのディレクター、金融や会計研究のためのWFAセンターのディレクターを務めている。また、The European Corporate Governance Instituteの研究員、The Financial Theory Groupのフェローでもある。1996年から2005年までJournal of Financial Intermediationの編集長を務め、現在は編集委員を務めている。また、the Financial Intermediation Research Societyの元会長であり創設者でもある
國部克彦[コクブカツヒコ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。大阪市立大学助教授、神戸大学助教授等を経て、2001年より現職。博士(経営学)。専門は、社会環境会計、経営倫理、価値創造
粟野智子[アワノトモコ]
株式会社ウェイアンドアイ代表取締役。2011年から、「理念経営研究会」(アドバイザー;マサチューセッツ工科大学エドガー・H・シャイン名誉教授、神戸大学金井壽宏名誉教授)を主宰。それをきっかけとして、個人の価値観と理念の接点から自分や組織のパーパスを明確にする手法を研究&開発し、株式会社ウェイアンドアイを設立し、各企業への支援を行っている。現在、神戸大学大学院の経営学研究科博士後期課程に在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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