内容説明
本書では、最初に、バブル期の財テクの実際を振り返り、その反省に基づいて、これから21世紀を展望した新しい証券投資のあり方を論じています。後半は、いま、世界中で注目の証券投資グローバル化の動きに目を転じ、日本にも、同じ動きが起ころうとしていることを指摘のうえ、具体的なグローバル投資の進め方を紹介します。これからの企業の証券投資のあり方についての入門書。
目次
プロローグ 財テク破錠ショックで「縮み志向」の企業財務
第1章 企業財テクはなぜ破錠したのか
第2章 ポスト・バブルの証券市場で、いま何が起こっているのか
第3章 二一世紀を展望して、これからの証券投資のあり方を考える
第4章 証券投資の基本、「ポートフォリオ運用」と「リスク・コントロール」
第5章 グローバル・インベストメントの時代が来た
第6章 グローバル投資の手法と戦略とは
第7章 グローバル証券投資実践のすすめ
第8章 世界中に広がる投資のフロンティアー