出版社内容情報
M&Aの売手と売却対象である子会社に焦点をあて、買手を選ぶオークション(入札)プロセスから売却先の決定までストーリーで解説。増えるアクティビストの動向等にも言及。
内容説明
本書は、ミツカネ工業という架空の会社が、子会社のミツカネ電子を売却するという設定で、買い手を選ぶオークション(入札)プロセスから売却先の決定まで、実務の現場で生じるさまざまな葛藤や判断を解説しています。また、昨今増えているアクティビストに関する動向・考察等にも言及しています。オークションに入る前、すなわち売却を決定するまでのプロセスについては、前編『図解&ストーリー「子会社売却」の意思決定』で解説しています。
目次
プロローグ ミツカネ工業の経営課題
第1章 ミツカネ工業に株付けしたアクティビスト
第2章 オークションは避けられない
第3章 売り手のFA選定
第4章 大手町に対する不信感
第5章 デューデリジェンスが始まらない、終わらない
第6章 事業戦略ワークショップ
第7章 第二の創業
エピローグ アクティビストのドラゴンからの連絡
著者等紹介
岡俊子[オカトシコ]
株式会社岡&カンパニー代表取締役、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科(MBA)専任教授、株式会社ハピネット社外取締役、日立建機株式会社社外取締役、ENEOSホールディングス株式会社社外取締役、アース製薬社外取締役、株式会社産業革新投資機構(JIC)社外取締役、株式会社リブ・コンサルティング社外取締役。北陸先端科学技術大学院大学客員教授。1986年一橋大学卒業。1992年ペンシルベニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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