新潮文庫 新潮文庫nex<br> 銀座ともしび探偵社

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新潮文庫 新潮文庫nex
銀座ともしび探偵社

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101801506
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

銀座の街に溢れる「不思議」を集めるのが、この探偵社の仕事である。踊り狂う亡霊が出る、鬼が迷子になっているなど、不可解な出来事は後を絶たない。不思議は、宿っていた存在から離れると橙色のともしびとなり、探偵たちのランプに収まる習性を持つ。事務所に持ち帰られた灯の行く先は、所長だけが知っている―世に蔓延る謎に迫る探偵たちの活躍を描く、大正浪漫ミステリー!

著者等紹介

小松エメル[コマツエメル]
1984(昭和59)年東京都生れ。國學院大学文学部史学科卒業。2008(平成20)年、ジャイブ小説大賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

71
不思議を集める探偵事務所という事だけど、探偵業よりも探偵の抱えている部分にスポットが当たっていた。作品自体が不思議な雰囲気2020/05/10

佐島楓

61
面白かったけれど、次の作品へのモチベーションを維持するためには、エピローグは蛇足ではないだろうか。所長の得体の知れなさが魅力になっている気がしていたので。2019/03/05

ぽろん

42
不思議を集める探偵社。不思議が題材なだけに?何とも不思議な雰囲気。ちょっとついていけなかった。次巻は、もういいかなあ。2019/07/03

くんぴー

39
本当に「不思議」。そもそものテーマが不思議なのでそう感じるのは当たり前かもしれないが、不思議(語彙力なくて申し訳ないです。😢)ともしび探偵社の所長のところに集まったのは、「不思議」を見る、もしくは感じることの出来る四人。彼らは日々、不思議をランプに集めている。何故、集めなければならないのかなどは次の巻で分かりそう。最初は読みにくかったけど慣れてくると読みやすいかな。登場人物を頭に入れた上で読むことをおすすめします。2021/05/20

信兵衛

32
妖ファンタジーではなく、といって怪異綺譚でもなく、本作で描かれるのはちょっと不思議な出来事。謎のままの部分、続編で明らかになることに期待です。2020/03/12

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