内容説明
法定時間が短縮されるのと併行して、労基法原則の規制緩和も進行した。この際の手続的要件が労使協定の締結である。労使の協議・合意が法の趣旨であり、意図である。このように重要な役割を負っている労使協定への理解、特に労働組合が存在しない職場で働いている八割に及ぶサラリーマンと経営者・労務担当者の労基法への理解を深めていただくために、実例を示しながら解説を試みたのが本書である。
目次
第1章 労使協定
第2章 労働時間の基礎知識
第3章 フレックスタイム制
第4章 一年変形制
第5章 三六協定
第6章 事業場外労働
第7章 裁量労働
第8章 休暇・休業
第9章 賃金