出版社内容情報
不確実性が高いベンチャー企業は、生き残りをかけ別の事業に転換(ピボット)することがある。本書ではその意思決定の要因や戦略的意図を量的・質的両面から明らかにする。
内容説明
事業転換するのか、続けるのか。大きく転換するのか、小さくするのか。バイオベンチャーを起点に意思決定の要因を解き明かす。
目次
事業を転換するということ
第1部 理論編(ピボットと出口戦略に関する理論的背景;混合研究法によるアプローチ)
第2部 量的分析編(何がピボットを促すのか;ピボットは出口戦略に影響を与えるのか)
第3部 質的分析編(ピボットするのか・しないのか―意思決定の要因と3つの経路―;事例分析―出口を踏まえたピボットのプロセス分析―;質的分析による発見事実と考察)
ピボットの意思決定要因とプロセス
著者等紹介
森口文博[モリグチフミヒロ]
1984年生まれ。2023年大阪市立大学経営学研究科後期博士課程修了。博士(経営学)。現職:京都産業大学 経営学部 助教。職歴:株式会社商工組合中央金庫(法人融資渉外担当)、学校法人常翔学園(知的財産管理・研究推進担当)、流通科学大学 商学部での勤務を経て現職。研究分野:経営戦略・アントレプレナーシップ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。