内容説明
本書の目的は、わが国の現行の会計制度や会計基準を総合的かつ体系的にわかりやすく解説することである。このため、会社法や金融商品取引法の下での会計や情報開示の説明から始まり、個別の会計基準を網羅的にとり上げている。個別の会計基準は、文章だけでなく多くの例題や図表を用いて解説を行った。さらに、会計制度の国際的動向に関する記述や国際的な会計基準の動向や論点に関するコラムを設け、国際的な会計基準のコンバージェンスを理解するために必要な基礎知識にも配慮している。また、わが国と国際会計基準との基本的な考え方の違いについても論述している。本書は、前半12章は総論(個別財務諸表)、残り12章は特論(個別会計基準と連結財務諸表)で構成されており、セメスター制の授業やゼミナールの教科書として対応可能であり、公認会計士や税理士などの資格試験の参考書としても最適である。
目次
第1部 財務諸表の基礎(財務会計の意義;会計制度と会計基準;財務会計の基礎概念)
第2部 会計基準と財務諸表(資産会計総論;金融資産;棚卸資産とその他の流動資産 ほか)
第3部 連結財務諸表等(連結財務諸表1―連結財務諸表の基礎・連結貸借対照表;連結財務諸表2―連結損益及び包括利益計算書・連結株主資本等変動計算書;連結財務諸表3―連結キャッシュ・フロー計算書・注記事項・中間財務諸表 ほか)
参考 計算書類、連結財務諸表の実例
著者等紹介
井上達男[イノウエタツオ]
1983年3月関西学院大学商学部卒業。2014年公認会計士試験委員(~2016年)
山地範明[ヤマジノリアキ]
1985年3月関西学院大学商学部卒業。2006年公認会計士試験委員(~2009年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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