出版社内容情報
企業と会計の全体像を把握するため、株式会社制度や資本市場の役割、財務会計と簿記、経営分析や管理会計、さらに税制やサステナブルファイナンスまで幅広く解説。
内容説明
たとえば、企業の運営はどういう法律で決められているのか、資本市場はどんな働きをするのか、公表された会計情報をどう読むのか、株価はどうやって決まるのか等々、企業と会計に関する基本的な知識があれば、社会に出て働き始める時に、仕事はずいぶんしやすくなるはずです。また、最近、経営目標としてROE(自己資本利益率)を重視すべきだという論調が強まってきましたが、それはなぜなのか、そしてその結果が何をもたらすのかと考えていけば、非正規雇用や経済格差の拡大といった現代社会の課題を理解するヒントが得られるかもしれません。つまり、私たちが暮らす資本主義社会とはどういう社会なのかを考える上でも、企業と会計にかかわる知識は不可欠です。そこで本書は、企業と会計の全体像を把握するため、株式会社制度や資本市場の役割、財務会計と簿記、会計情報を利用するための経営分析や管理会計、さらに税制からサステナブルファイナンスまで、企業と会計に関わる内容を幅広くとり上げて、そのエッセンスを学習する道案内をしていきます。
目次
第1章 会計の意義
第2章 株式会社
第3章 資本市場
第4章 財務諸表1
第5章 簿記
第6章 財務諸表2
第7章 財務諸表の分析1―収益性と安全性
第8章 財務諸表の分析2―総合的な分析
第9章 原価計算
第10章 損益分岐点分析
第11章 設備投資の意思決定
第12章 株式市場
第13章 法人税
第14章 サステナブルファイナンスと非財務情報開示
著者等紹介
水口剛[ミズグチタケシ]
高崎経済大学学長、博士(経営学)。1984年、筑波大学卒業。ニチメン、英和監査法人等を経て1997年、高崎経済大学講師。2008年より教授、2021年から現職
平井裕久[ヒライヒロヒサ]
神奈川大学工学部教授、博士(工学)。2004年、大阪大学大学院博士後期課程修了。企業の経営(代表取締役社長)を行い、その後、名古屋商科大学講師、高崎経済大学准教授、教授を経て2017年より現職
後藤晃範[ゴトウアキノリ]
大阪学院大学短期大学部教授。2000年、東京理科大学大学院博士後期課程満期退学。同年、大阪学院短期大学講師、2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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