内容説明
空を飛ぶ黒檀の馬がむすんだ恋と冒険の物語「空飛ぶ木馬」と数奇な運命をたどったふたりの男を描いた「アブ・キルとアブ・シル」の二編を収録。小学上級から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
昭和27年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。亜細亜大学教授。昭和61年、『ルドルフとイッパイアッテナ』により講談社児童文学新人賞を受賞。昭和63年、続編『ルドルフともだちひとりだち』(講談社)により野間児童文芸新人賞を受賞。平成3年、路傍の石幼少年文学賞を受賞
一徳[イットク]
昭和46年、東京都生まれ。イラストレーター。専門学校でグラフィックデザインを学び、ゲーム会社で7年間のデザイナー勤務を経てフリーランスに。キャラクターデザインやカードアート、“Magic The Gathering”(Wizards of the Coast社)のコンセプトアートにも参加するなど、ファンタジーアートを中心に活動を展開している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろのあ
4
児童書版よりボリュームがある斎藤洋版。ギリシア神話もそうでしたが、作中ツッコミが多い!でも、読みやすかった。同時収録の染物屋と床屋のはなしは初読。キルは悪い奴だけど、アブにとって友だちだったんだな・・・ちょっと、ほろ苦い友情話。2016/01/17
アキコ
2
これは王国のかぎで空飛ぶ木馬のエピソードが出てきて一度読んでみたいと思い、読破。一緒に載っていた話も面白かった。2012/02/29
You
1
■図児端シリーズ その4■斉藤洋節はどの年代向けの本でも健在!(笑)アラビアンナイトに限らず昔話物語は冗長になりがちですが、斉藤節の軽妙さでサクサク楽しく読めます。アラビアンナイトではマイナーな2話。私も初めて読みました。一徳氏の絵も馴染みやすい。2015/05/03
蓮籠
0
「さすが斉藤さん!」なアラビアンナイト。
ソーナノ
0
シリーズ42009/12/08