出版社内容情報
本書は、財務会計の全体像について、①自分の頭で考える、②仕訳で考える、③行間を埋めるをコンセプトに解説。大学生等、会計士・税理士受験生のみならず実務家にも有益。
内容説明
本書の基本コンセプト 一生モノの「思考法」を学ぶ。1.自分の頭で考える 複雑で混沌とする(そして変化の早い)会計制度と正しく向き合うために、その背後にある「考え方」はなにかを、自分の頭で、そして他の考え方との相対化のなかで捉えることができる力を身につける。2.仕訳で考える 特に会計理論(「考え方」)を相対化する際には、それらから導出される仕訳は何かを考え、そしてその仕訳を比較することで、理論に対するより深い理解が得られるため、仕訳を重視する。3.行間を埋める 行間を埋める丁寧な解説をする。本書と「対話」しながら、考え悩み、ゆっくりと読み進めてほしい。
目次
第1部 財務会計の原初形態(会計の意義と全体像;財務会計の機能;財務会計の構造 ほか)
第2部 財務会計の個別論点(財務諸表:制度と理論の「地図」;収益認識の基本的考え方:事業投資と損益計算(1)
棚卸資産と原価配分:事業投資と損益計算(2) ほか)
第3部 財務会計の応用論点(外貨換算の会計;企業結合と事業分離の会計;連結会計)
著者等紹介
田口聡志[タグチサトシ]
同志社大学大学院商学研究科後期博士課程教授、博士(商学・慶應義塾大学)、公認会計士。慶應義塾大学商学部助手(有期)、新日本監査法人(現:EY新日本有限責任監査法人)、多摩大学経営情報学部助教授などを経て現職。現在、(株)スペース社外取締役(監査等委員会委員、独立役員)、株式会社GTM総研取締役、グローリー監査法人社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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