出版社内容情報
令和6年11月施行のフリーランス法の概要・制定経緯、留意点について、基礎知識を整理。Q&A形式で実際に悩ましい論点につき、各種ガイドライン等を踏まえた対応を解説。
内容説明
2024年11月から施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法(いわゆるフリーランス法)は、下請法および労働法類似の規制が合体したハイブリッドな法律である。そのため、それら関連諸法令等も念頭に置きつつ、実務対応を進める必要がある。本書は第1章でまず、フリーランス法の概要・制定経緯、特に留意すべきポイントについて、その基礎知識を整理している。その後第2章でQ&A形式にて、実際に悩ましいポイントに焦点を当て、各種ガイドライン等を踏まえながら、その実務対応を解説している。「フリーランス・会社双方向け」「フリーランス向け」「会社向け」と、特に読んでほしい方を意識するためのマークを掲載している点は特徴的である。施行後の実務やトラブル対応の一助になれば幸いである。
目次
第1章 法律の概観(全体の解説)(目的・概要;法律制定経緯;取引適正化パート;就業環境整備パート)
第2章 Q&A(総論;取引適正化パート;就業環境整備パート)
著者等紹介
松田世理奈[マツダセリナ]
阿部・井窪・片山法律事務所 パートナー弁護士。2010年弁護士登録、2017~2019年公正取引委員会事務総局審査局勤務、2021年~経済産業省電力・ガス取引監視等委員会専門委員、2021~2023年工業所有権審議会臨時委員、2023~2024年公正取引委員会「イノベーションと競争政策に関する検討会」委員、2024年公正取引委員会・中小企業庁「企業取引研究会」委員。M&Aや不正調査に加え、独禁法や下請法の相談を専門的に扱う。エネルギー分野および知財分野にも精通する
大西ひとみ[オオニシヒトミ]
阿部・井窪・片山法律事務所 パートナー弁護士。2014年弁護士登録、2020~2021年大手広告代理店企業出向、2023~2024年工業所有権審議会臨時委員、2024年~経営法曹会議会員。人事労務に関する相談や労働紛争の代理業務を専門的に扱う。知財分野、情報・データ関連の案件にも精通する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。