出版社内容情報
海外子会社に関連する法的リスクと、リスクを回避・軽減しうる組織の設計・運用方法を解説。第2版では、サイバーセキュリティーや経済制裁、移転価格に関する章を追加。
内容説明
本書は、海外事業の管理運営を担う本社と各国拠点の担当者に向けて、日本企業の海外拠点がどのような法的リスクに直面しがちなのかを紹介するとともに、そうしたリスクを回避・軽減しうる組織づくりについて解説しています。問題の芽をあらかじめ摘み取り、何かトラブルが起これば早めに見つけ出し対処する、強い組織像を描いています。
目次
第1編 海外事業における法的リスク(社内不正リスク;贈収賄汚職リスク;競争法リスク;労務リスク;人権侵害リスク ほか)
第2編 グローバル法務・コンプライアンス体制の整備・運用(海外子会社の内外環境;グローバル法務・コンプライアンスの全体像;ガバナンス・企業文化;法規制違反の未然予防;法規制違反とその兆候の早期発見 ほか)