出版社内容情報
「こんなときどうしたらいいの!? 誰か教えて!」監査の現場で直面する様々なシチュエーションをどう乗り越えればよいのか。経験豊富な著者がいくつかのヒントをご提案!
内容説明
監査現場でこんなことはありませんか?監査先ともっとスムーズにやり取りをしたい!監査チーム内でうまく情報共有するコツは!?上司や先輩からの指示が違って困っている…!本書では、監査マニュアルには載っていないけど、現場で大事なことをお伝えします。
目次
第1章 監査スタッフにありがちな4つの誤解
第2章 監査マニュアルにはない監査の極意
第3章 監査先との接し方
第4章 監査チーム内のコミュニケーション
第5章 プロジェクトマネジメント
第6章 監査と倫理観
第7章 公認会計士の働き方
第8章 公認会計士のキャリア形成
第9章 未来の監査
著者等紹介
玉井照久[タマイテルヒサ]
公認会計士。1989年に公認会計士試験第二次試験に合格し、サンワ・等松青木監査法人(現・有限責任監査法人トーマツ)にて勤務開始。途中4年間の米国駐在をはさみ、一貫してグローバル企業の監査を担当。2005年パートナー就任。2022年に退職、個人開業し「てりたま」としてX(旧Twitter)やnoteにて監査をポジティブに語る。関西学院大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あらたん
58
企業監査を始めた会計士の卵に向けた監査現場の入門本。とてもニッチな対象に向けた本だが、コロナを受けたリモートの進展でOJTの力が衰えたいま、時宜にかなった本だと思う。ニッチとはいえ毎年1000人以上が監査現場に足を踏み入れるわけでうまく育てていけば、定番の「教科書」になるかもしれない。2024/08/18
mitsu44
6
借り本。いつも素晴らしいnoteを書かれているてりたまさんの著書。監査法人で働くスタッフ向けの本ではあるが、一般企業で監査を受ける身としても参考になったり、監査人との接し方のヒントが溢れていた。2024/08/17
ただのがみお
2
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 会計監査に携わる人全ての方にお勧めできます。2024/10/12
キンケード&グリーンウェル
1
監査を受ける立場から読んでも参考になります。プロセスとか数字を見るのが監査ではあるが、対応するのは人と人であり、コミュニケーションや相互理解が大切になる。高い金を払い、嫌味を言われるのが監査を受ける側の感情ではあるが、監査人がそう思われない工夫についても書かれている。社会人、人間としての教科書。2025/03/13
てしらま
1
監査の手法などの説明ではなく、監査人としてやっていくための心構えの内容がほとんどとなっている。監査人視点での考え方について知ることができた。 また最後に過去のビジネス書の名著を紹介されていたため、今度読んでみたいと感じた。2025/01/27