出版社内容情報
従業員のモチベーション低下、メンタル不調を防ぐ！機能する社内相談窓口（ハラスメント、公益通報、内部通報）をつくる上で必須の知識を授ける本。相談窓口担当者必携の書。
目次
第１章 社内相談窓口の基本知識（“相談”という言葉の曖昧さ；相談窓口という立場の難しさ ほか）
第２章 内部相談窓口と外部相談窓口（内部、外部相談窓口のメリット・デメリット；相談窓口担当者の人選 ほか）
第３章 相談者との接し方（相談対応の準備；実際の相談―冒頭 ほか）
第４章 事実確認（外部専門家の活用；望ましいヒアリングの順番 ほか）
第５章 相談後の対応（事実認定、懲戒処分、改善活動・是正措置）（事実認定；懲戒処分；改善活動・是正措置）
著者等紹介
山本喜一［ヤマモトキイチ］
社会保険労務士法人日本人事代表。特定社会保険労務士、公認心理師、精神保健福祉士。大学院修了後、技術部門、法務部門、労働組合役員等を経て独立、社外取締役として上場も経験。上場支援、労務デューデリジェンス、多様性、メンタルヘルス不調者、ハラスメント、問題社員対応などを得意とする（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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hirokoshi
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相談窓口を担当する人含め、本気で労働者に健やかに働く場を作ろうと心をくだいた誠実な印象の本だった。証拠の音声データが生成されたものの可能性が…という記述はさすが2024年の本。第三者の意見が客観的とは限らないという指摘も鋭い。メモ：相談窓口の目的は「トラブルが起こる前の予兆に気づく」、「相談者の気持ちを受け止め信頼関係を築き必要な情報を話してもらい、それを正確に組織に伝えること」、「問題の解決にこだわらず問題の把握であると意識し、「どうすればいいんだろう」と悩むことなく冷静にヒアリングする」、2024/12/23
えむる
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相談対応をする機会が増えたが，今までずっと研究開発しかしてこなかったので，勉強のために読んだ． 相談対応の流れや注意点が分かりやすく書かれていて，非常にためになった．この基礎知識があるかないかで，今後の相談対応の質が変わると思った．せっかく勇気を出して相談に来てくれているのだから，しっかりと対応して誠意を見せるべきだと思うので，この本に書かれている内容を講義してくれたらいいのにと思った（これは組織への愚痴）．2024/12/15
