出版社内容情報
大病、合併、多角化失敗……あらゆる危機を経験し乗り切ってきた鬼塚。一代で世界的スポーツメーカーを育て上げた男の体験的経営論。 著者の鬼塚喜八郎は、現代における立志伝中の人物。敗戦後、焼け跡の神戸の街からスポーツシューズを作り続けて50年、世界的企業アシックスを一代で作り上げた。▼今日、スポーツをやる人でアシックスの名を知らぬ人はいないだろう。今をときめくあのナイキも、実はアシックスの代理店から出発したということを知る人は少ない。▼今回のシドニーオリンピックでも、女子マラソンの高橋尚子選手や競泳陣など多数がアシックス製品を使用している。アシックス製品を使用したオリンピック選手の金メダル獲得数を見てみると、92年のバルセロナで22個、96年のアトランタで15個、陸上競技ではなんと76年のモントリオール大会以来6大会連続の金である。まさに鬼塚は、スポーツシューズでオリンピックを制した男といってよいだろう。▼本書はこの世界的企業アシックスを一代で作り上げた男が、その波瀾万丈の体験から若き起業家たちに贈る応援歌である。 ●第1章 人類の祭典、オリンピック ●第2章 スポーツシューズに賭けた夢 ●第3章 キリモミ商法 ●第4章 企業を活かす知恵と決断 ●第5章 危機管理 ●第6章 体質改善 ●第7章 総合化への道 ●第8章 攻めの経営、守りの経営 ●第9章 技術革新
内容説明
スポーツシューズを作って50年、オリンピックを制するまで!経営のイロハも知らなかった一人の青年が、一代でいかにして世界的企業asicsを作り上げることができたのか。
目次
第1章 人類の祭典、オリンピック
第2章 スポーツシューズに賭けた夢
第3章 キリモミ商法
第4章 企業を活かす知恵と決断
第5章 危機管理
第6章 体質改善
第7章 総合化への道
第8章 攻めの経営、守りの経営
第9章 技術革新