出版社内容情報
窒素汚染対策が進まないのは何故なのか。化学肥料に依存してきた従来の農業から持続的農業へ転換するためには何が必要なのか。これらの課題に対して経済学の観点から考察。
内容説明
深刻化する“窒素”による環境問題。化学肥料は急増する人口に必要な食料の確保に貢献したが、一方で窒素汚染の問題を引き起こした。
目次
第1章 持続的農業と窒素問題
第2章 持続的農業の経済評価
第3章 持続的農業と農業環境政策
第4章 消費者の多様性と農業環境政策
第5章 生物多様性に配慮したお米に対する消費者の選好
第6章 エコラベル付き農産物に対する消費者選好―選好の多様性に着目して
第7章 持続的農業と行動変容
第8章 農業を含む持続可能な窒素利用の実現に向けて
著者等紹介
栗山浩一[クリヤマコウイチ]
京都大学農学部卒業、京都大学大学院農学研究科修士課程修了。北海道大学農学部助手、早稲田大学政治経済学部専任講師、同助教授、同教授を経て現職。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、環境経済・政策学会会長等を歴任。現在、京都大学農学研究科教授、博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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