出版社内容情報
収益性、生産性、安全性、不確実性、成長性の面から企業分析の実践的手法を解説する。実例として、セブン&アイ・ホールディングスとイオンの連結財務諸表を用いる。
内容説明
本書では、公表された財務諸表をもとに、収益性、生産性、安全性、不確実性、成長性の5つの側面から企業を評価するための実践的手法を解説する。また、実際の連結財務諸表を活用して、作成者ではなく利用者としての立場に徹して記述している。第9版では、「収益性に関する会計基準」の概要を解説するとともに、セブン&アイ・ホールディングスとイオンの連結財務諸表を用いて述べていく。
目次
第1部 財務諸表の見方(財務諸表の役割と仕組み;財務諸表の入手方法;貸借対照表の見方;損益計算表の見方;キャッシュ・フロー計算書の見方;会計方針の注記)
第2部 財務諸表分析の基礎(分析の視点と方法;収益性の分析;生産性の分析;安全性の分析;不確実性によるリスクの分析;成長性の分析)
第3部 証券投資への応用(投資意思決定有用性;株式価値評価モデル;債券の格付けと倒産予測への利用)
著者等紹介
桜井久勝[サクライヒサカツ]
1971年4月~1979年3月学生として神戸大学経営学部・大学院に在学。2019年4月~2022年3月公認会計士・監査審査会会長。2022年4月~昭和女子大学会計ファイナンス学科特命教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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