内容説明
地域中核企業はどのように環境経営に取り組んでいるのか。また、事業の国際化にあたり環境経営のいかなる取り組みを海外に移転し実践しているのか。本書の前半では理論的テーマとして環境経営の成立基盤や移転・普及のメカニズムを考察し、後半では地域中核企業における環境経営の詳細な事例分析を行った。
目次
第１章 持続可能な発展と企業の社会的責任
第２章 環境経営メカニズムの比較分析
第３章 環境経営の移転・普及プロセスに関する考察
第４章 環境イノベーションの歴史的展開
第５章 環境政策と企業の環境行動
第６章 環境会計の現状と展望
第７章 自動車部品サプライヤーによる環境経営の取り組み―西川ゴムの事例
第８章 一次サプライヤーにおける環境経営とその海外移転―ヤマウチ・マレーシアの事例
第９章 エフピコ―循環型ビジネスへの挑戦
著者等紹介
金原達夫［キンバラタツオ］
１９７５年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、広島大学経済学部教授、広島大学国際協力研究科教授、マレーシア国立マラヤ大学客員教授、タイ・カセサート大学客員教授を経て、現在、広島修道大学教授。博士（経営学）
羅星仁［ナソンイン］
１９９４年慶煕大学経済学部卒業（韓国）。２００１年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。広島修道大学商学部講師、ウィスコンシン大学客員教授等を経て、現在、広島修道大学人間環境学部および広島修道大学大学院経済科学研究科教授。経済学博士
政岡孝宏［マサオカタカヒロ］
２０００年同志社大学経済学部卒業、２００８年同志社大学大学院商学部博士後期課程単位取得退学。日本銀行金融研究所客員研究生、同志社大学ワールドワイドビジネス研究センターリサーチアシスタント、広島修道大学商学部助教を経て、現在、広島修道大学准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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