出版社内容情報
顧問税理士こそ、新規上場に必要な資本政策の策定、関連者間取引の解消など、IPOしたい会社のことを一番よく理解している専門家の1人!42のQAで重要な勘所がわかる。
内容説明
顧問先が上場したいと考えていても、顧問税理士の役割は税務支援だけであると考え、顧問先も税理士もお互いに、積極的に上場に関する相談・対応等をすることはわずかかもしれません。しかし、顧問税理士こそ、新規上場に必要な資本政策の策定、関連者間取引の解消など、その会社のことを一番よくわかっている専門家の1人なのです。本書は、これから新規上場する会社・したい会社に関係する税理士にとって必要な知識を42のQ&A形式で紹介しています。なお、本書における「上場」は、オーナー経営者のいる会社が、資金調達のための公募増資や既存株主からの売出を伴う上場を想定しています。
目次
第1章 顧問税理士はオーナー経営者の立場に立てます
第2章 資本政策の策定は税務が重要なポイントです
第3章 グループ法人の再構築には組織再編税制を知る税理士の支援が必要です
第4章 オーナー経営者の私的取引・関係は解消しなければなりません
第5章 会計基準等の変更による影響
第6章 内部監査室・監査役と協力することは税務リスクへの対応にも有効です
第7章 企業が上場すると顧問税理士の役割はより重要になり責任も重くなります