出版社内容情報
学部における税務会計論や法人税法のテキスト。企業会計を知って税務会計を理解できる、あるいは企業会計を知らなくても所得計算を理解できることを目指して書かれている。
内容説明
本書は、法人税法の内容を租税法、法律学、会計学の基礎理論から体系的に述べるとともに、法人税法全体について見渡すことができる。第1部では法人税法の体系を、第2部では課税所得の計算について、第3部では税額計算と申告について述べる。制度改正のフォローはもちろん、理解のための多くのアイデアを収録!学部レベルの「税務会計論」、「法人税法」の入門テキスト。
目次
第1部 法人税法会計の基礎(法人を取りまく租税環境;法人税法会計の制度と基本的視点;法人税法会計の体系;法人税会計の基礎的前提)
第2部 課税所得の計算(所得金額の計算の仕組み;益金の額・損金の額の計算;権利確定主義(債権・債務確定主義)
益金の額の計算に関する「別段の定め」
損金の額の計算に関する「別段の定め」
収益・費用の帰属年度の特例と政令委任
資本金等取引の計算)
第3部 税額計算と申告(青色申告制度;欠損金の繰越し・繰戻し;税額の計算;同族会社に関する特別規定;申告と納付・還付)
著者等紹介
末永英男[スエナガヒデオ]
1950年長崎県生まれ。1995年学位取得、博士(経済学、九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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