内容説明
本書は、会社を売ろうとする経営者を念頭に置いて、会社を上手に売るために理解しておきたい一通りの知識を、できる限りわかりやすく解説することを目指しました。同時に、実務の場面で疑問が生じやすい論点については、できるだけ明快に解説することを心がけました。また、最近では、イグジットの手段としてM&Aと上場を並列に考える経営者が増えているため、このような方たちの関心にも応えられるように、上場制度についても解説しています。
目次
第1章 「会社を売る」ということ(会社を売る動機;会社を売る目的 ほか)
第2章 会社を売る方法(M&Aの手法;M&Aの税務 ほか)
第3章 M&Aの手続き(M&Aの手順;買い手を探す ほか)
第4章 「売れる会社」にする方法(売れる会社と売れない会社;自社を知る ほか)
著者等紹介
松尾信吉[マツオシンキチ]
新日本有限責任監査法人パートナー。三菱電機(株)、横浜市での勤務を経て、太田昭和監査法人(現・新日本有限責任監査法人)に入所。日本証券業協会店頭登録審査部(当時)に出向して上場審査を担当。多様な業種・規模の企業の会計監査、株式公開支援、M&Aに係る財務デューディリジェンス、J‐SOX導入支援その他のアドバイザリー業務に従事。また、監査法人内の業務改善、基幹システムおよび調書管理システム導入、内部統制改善、中計・予算制度見直し、ITコスト削減その他の多様なプロジェクトに参画。公認会計士・不動産鑑定士。慶應義塾大学法学部法律学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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