出版社内容情報
項目別のチェックリストを使って、個別かつ網羅的にリスクと対策を解説。監査法人・大手総合商社で培ったノウハウをまとめた1冊。改正内部統制基準等もフォロー。
内容説明
「その内部統制は、なぜ必要か?、リスクはどこにあるのか?」本書はこのシンプルな問いについて、項目別のチェックリストを用いて個別かつ網羅的に解説しています。また、チェックリストを埋めることが目的になってしまわないよう、個々のリスクとその対策がすぐに参照できる構成にしています。さらに、2024年4月1日以後開始する事業年度から適用される改正内部統制基準等もフォローし、実務の現場での対応についても解説しています。前職の監査法人では内部統制を監査・指導する立場として、現在の大手総合商社では内部統制を構築・運用する立場として蓄積してきたノウハウを、余すところなくまとめた1冊です。
目次
第1部 内部統制の構築・運用に向けた基礎知識(内部統制はなぜ必要か;内部統制の構築に向けた基礎知識)
第2部 項目別チェックリスト(全般的管理;現預金管理;小切手管理;売上債権管理;仕入債務管理;棚卸資産管理;固定資産管理;有価証券管理;経費管理;契約管理;IT統制;その他の内部統制)
著者等紹介
菅信浩[スガノブヒロ]
1975年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、上場準備中の不動産デベロッパー(現在は東証プライム上場)にて営業経験を積んだのち、当該会社の上場を契機に公認会計士の道を目指し、合格後に朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)へ入所。100社超の監査業務、IPO支援、JSOX導入アドバイザリー等を担当。その後、大手総合商社へ転職後も数多くのM&AやPMI、内部統制構築に携わり、現在は台湾の海外子会社にCAO(Chief Administrative Officer)として駐在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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