出版社内容情報
20世紀初頭からの時計産業の変遷と興亡を追い、マネジメントのあり方を問う。「個」と「グループ」という視点から各企業の特徴を整理し、その優位性と問題点を分析する。
内容説明
「個」としての存続を貫くか、「グループ」を形成し拡大していくか。時計産業の栄枯盛衰の歴史から、優れたマネジメントのあり方を探る。
目次
第1部 本書のパースペクティブ(スイス時計産業の先行研究;スイス時計産業の発展過程と2000年度の状況;「コロナ禍」時代のスイス時計産業の現況と課題)
第2部 「個」のマネジメント(ロレックス(1):アントレプレナーとしてのハンス・ウイルスドルフ
ロレックス(2):ブランド企業化戦略
パテックフィリップ:世界最高のブランド力)
第3部 「グループ」のマネジメント(スウォッチグループ:スイス国策の「時計専業グループ」;リシュモングループ:時計準主役の「貴金属グループ」;LVMHグループ:時計「部門」を有する「総合グループ」)
著者等紹介
井形浩治[イガタコウジ]
大阪経済大学経営学部教授。1961年1月:大阪府生まれ。2007年4月:大阪経済大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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