内容説明
小さな会社では、1人ひとりの働きが会社に与える影響は、大企業とは比べものにならないほど大きなものです。つまり、社長も従業員も、みんなが力を発揮して活躍することが重要であり、それを可能にする環境を整える必要があるのです。本書は、労務管理としての職場環境の整備や制度設計、また、従業員との付き合い方から心のケアまで、社員が意欲的に働き、会社として高い成果を生み出すための仕組みづくりについてやさしく解説します。
目次
第1章 無計画な採用が間違いのもと!採用は計画的に(採用で失敗することは誰にでもある;労働条件を決める前に「理想の従業員像」を考えよう ほか)
第2章 パートさんを上手に活用しよう(正社員以外にさまざまな働き方がある;非正規労働者とのトラブルが増えていることを知っておこう ほか)
第3章 がんばった従業員に報いる賃金制度を作る(経営ビジョン、事業計画を確認しよう;賃金制度をはじめて作りたいとき(1)目的を考えよう ほか)
第4章 困った従業員にはどう対応する?(困った従業員に多くの社長が頭を悩ませている;従業員に辞めてもらうことを決めたとき ほか)
第5章 長く働いてもらうために必要なこと(メンタルヘルスの基本的な対応方法;ストレスに強くなる教育 ほか)
著者等紹介
平山久美子[ヒラヤマクミコ]
特定社会保険労務士。食品メーカー勤務を経て、1993年より社会保険労務士事務所に籍を置き各種業務を経験。2002年平山社会保険労務士事務所を横浜市に開業。働く人の能力を引き出し業績向上の仕組みを作る専門家として、就業規則作成、賃金・退職金制度設計、社会保険手続き、人事労務相談、リスクマネジメント、ワーク・ライフ・バランス関連でのコンサルティング、顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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