出版社内容情報
ウイルスはお金に似ている? パンデミックの経験を経て、貨幣とウイルスの類似性について、経済、記憶、時間、生命、伝染病、通貨などのテーマで文理の枠を超えて考察。
内容説明
ウイルスはお金に似ている?貨幣、ウイルス、パンデミック、通貨、記憶、時間、生命、文学をめぐる思考の旅へ。
目次
第1章 パンデミックと貨幣:世界経済システムの再生のために
第2章 記憶と貨幣
第3章 物質とヒステリシス:チョコレートやガラスに刻まれる履歴
第4章 主観的時間と貨幣
第5章 マルチスケール時間構造
第6章 生命と貨幣
第7章 ウイルスは生命か?
第8章 文学における貨幣と伝染病
第9章 電子的な通貨・仮想通貨の概要と可能性
著者等紹介
山〓好裕[ヤマザキヨシヒロ]
福岡大学経済学部教授。1988年東京大学経済学部卒業。1993年東京大学大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。1995年福岡大学専任講師。1997年福岡大学助教授。1999年アメリカ合衆国デューク大学客員研究員。2001年より現職。専門は理論経済学、計量経済学、経済学史。ジャーナル掲載論文、著書多数
五十嵐寧史[イガラシヤスフミ]
福岡大学経済学部教授。東京工業大学工学部社会工学科卒業。地方自治体の情報化に関する論文で博士(工学)。ハードウェアの価格が下がるなかでも自治体では技術導入が進まなかったが、業務増加を経験した組織では情報化が許容される結論。現在はDAO(分散自律組織)を利用した合意形成で地方自治の意思決定を組み替えられないかと試行錯誤中
平井靖史[ヒライヤスシ]
慶應義塾大学文学部哲学専攻教授。ベルクソン・ライプニッツなどの近現代哲学。研究の主要テーマは時間、意識、記憶など。PBJ(Project Bergson in Japan)代表として、ベルクソン哲学の学際的・国際的な共同研究を推進している。国際ベルクソン協会・日仏哲学会理事
渡辺啓介[ワタナベケイスケ]
福岡大学理学部助教。2010年3月東京工業大学大学院理工学研究科博士(理学)、2010年4月福岡大学理学部化学科助教
倉岡功[クラオカイサオ]
福岡大学理学部教授。大阪大学医学系研究科博士課程修了。英国王立がん研究基金クレアホール研究所ポストドクトラルフェロー、大阪大学細胞生体工学センター助手、九州がんセンター主任研究員、大阪大学基礎工学部准教授を経て現職。博士(医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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k inoue
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