出版社内容情報
企業会計と企業分析が同時に学べるテキスト。第3版では基礎的な経営分析の章を追加し、制度改正等をフォロー。追加の練習問題や補助資料はウェブからダウンロードできる。
内容説明
本書は、読者の皆様が、大企業や上場会社、グローバル企業の財務情報を読みこなし、財務諸表分析や企業分析ができるようになることを目的とする、企業会計と企業分析の教科書です。本書では、財務情報の利用者(ユーザー)側の立場での情報利用方法の説明を中心としており、その内容は、ビジネスパーソンや企業経営者にとって必須ともいえる知識です。本書を最後まで学んでいただければ、ビジネスの世界で使われている企業会計や企業分析のコンセプトやエッセンスを、コンパクトにまとめた体系的な知識として、身につけることができます。これをもとに、自ら興味のある業種や企業を選んで、有価証券報告書やアニュアルレポート(年次報告書)、統合報告書などの財務報告書を入手し、いろいろ試行錯誤しながら、企業の分析を行っていただければと思います。自ら分析作業を行い、経験を積むことによって、企業会計や企業分析の知識が、実践的に身についていきます。第3版では、企業分析に関する解説がさらに充実するとともに、各種データ等もアップデートされています。
目次
第1部 企業会計(財務報告と会計の意義;連結貸借対照表;連結損益計算書と連結包括利益計算書;連結株主資本等変動計算書と連結キャッシュ・フロー計算書;連結財務諸表の体系と計算構造)
第2部 企業情報(ディスクロージャー制度とIR情報;株式会社、証券市場、コーポレート・ファイナンス;企業の概況、事業の状況、M&A、持株会社;設備、設備投資、減価償却、減損;株式、株価、配当政策;経営者、株式会社の機関、コーポレート・ガバナンス;企業倫理と企業の社会的責任;監査)
第3部 企業分析(経営基礎分析;財務諸表分析;企業価値評価)
著者等紹介
矢部孝太郎[ヤベコウタロウ]
大阪商業大学総合経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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