内容説明
バリュエーションやディール・ストラクチャーなどのファイナンスの知識なくして、ベンチャー企業を成長させることも、リスクに応じたリターンをアントレプレナーが享受することも難しい。本書はこうした問題意識から、コーポレート・ファイナンスの理論を基礎としたアントレプレナー・ファイナンスの入門書として企画したものである(序章より)。
目次
序章 アントレプレナー・ファイナンスを学習する理由(国際競争力とアントレプレナーシップ;急成長イノベーション企業の輩出とファイナンス ほか)
第1章 アントレプレナー・ファイナンスのフレームワーク(ファイナンスとアントレプレナー;アントレプレナー・ファイナンスとコーポレート・ファイナンスの違い ほか)
第2章 企業価値評価の基礎理論(企業価値の評価手法の概観;割引キャッシュフロー法 ほか)
第3章 アントレプレナー・ファイナンスへの展開(ベンチャーキャピタル法;アントレプレナー・ファイナンスでの企業価値評価 ほか)
著者等紹介
忽那憲治[クツナケンジ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。財団法人日本証券経済研究所研究員、大阪市立大学経済研究所講師、助教授、神戸大学大学院経営学研究科助教授を経て、現職。2012年5月より、戦略的企業家教育センター運営委員長(センター長)を兼任。専門は、アントレプレナー・ファイナンス、アントレプレナーシップ、ビジネスプランニングとリスク分析、中小企業金融。大阪市立大学商学部卒業(1989年)、大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了(1994年)、博士(商学)
山本一彦[ヤマモトカズヒコ]
株式会社クラシック・キャピタル・コーポレーション代表取締役。住友電気工業株式会社、株式会社野村総合研究所(企業財務調査室)を経て、ベンチャー企業などで財務、経営戦略の責任者を経験。1998年より、創業期専門のベンチャーキャピタリストとしてベンチャー企業の投資育成に取り組む一方、企業金融の専門家としてM&A・財務戦略などのコンサルティングを提供。2012年5月より、戦略的企業家教育センター運営委員(センター長特別補佐)を兼任
上林順子[カンバヤシヨリコ]
株式会社クラシック・キャピタル・コーポレーション取締役。ダイキン工業株式会社を経て、現職。京都大学法学部卒業(1986年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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