内容説明
バイオマス(生物由来の資源)を活用し、地域経済を持続的に発展させるためには、産業クラスターの概念が不可欠である。森林が豊富な広島経済圏を対象に各分野の専門家が論究。
目次
第1章 森林の現状とビジネスの可能性
第2章 木材フローを対象とする統合型のサプライチェーン・マネジメントとサプライチェーン原価計算モデルの構想
第3章 森林・林業の経営改善と立木資産の会計モデルの検討―国有林野事業特別会計における立木資産の計理を中心として
第4章 広島県地場産材の環境優位性の検討
第5章 中国地方における農山村の現状―「限界集落」の視点から
第6章 地域環境資源の発掘を通じた中山間地域交通事業者の新たな事業展開―環境NPOとの連動から
第7章 企業の社会的責任とサプライチェーン・マネジメントの融合
第8章 海外および国内(中国地方)の取り組み