内容説明
激変する経営環境にどう対応すべきかケースを交え解説。
目次
第1章 予算管理に関わる経営環境の変化
第2章 予算管理の概要
第3章 予算編成プロセス
第4章 予算統制プロセス
第5章 予算管理の高度化
第6章 環境変化に対応した予算管理
第7章 戦略的予算管理
第8章 予算達成のための課題と対応
第9章 予算管理に関する海外企業の動向
著者等紹介
芳野剛史[ヨシノツヨシ]
プライスウォーターハウスクーパース株式会社戦略コンサルティンググループディレクター。大手会計事務所系コンサルティングファームを経て2008年より現職。経営管理、予算管理、業績評価マネジメント、事業戦略、海外ビジネス進出、組織戦略等の戦略/ビジネスコンサルティングに15年以上にわたり従事。米ペース大学経営大学院修士課程修了(MBA)。セミナー講演、寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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牧神の午後
8
経営企画畑の人間にとって毎年の予算計画の作成というのは、トップと現場、部門間の調整で胃が痛くなるような想いをすることも多いわけですが、その調整事項おなくすことができないのは自明の理。ただ、意味のある調整二する必要があるし、何よりもそうして策定された予算を達成することによって企業を成長させることに結びつくような予算の策定と予実のトレース、いわゆるPDCAを回すことの重要性は強調しすぎることがない。それ以外にもローリングフォワードやBSCでのKPI設定など、現場を知っているコンサルが書いたなぁと参考になる。2015/03/05
fuzziiko
2
予算の考え方がコンパクトにまとまっている。予算編成、予実差異、予実計画に起こりがちな諸問題など多岐に渡ってかかれている。 例えば、未達成の常態化、数値による結果管理のみで、プロセスが管理されないことによるPDCAの不徹底。会議の陳腐化など、なるほどと思う点は多かった。 予算管理の実務担当者は目を通して損はない。 ☆4つ2018/06/12
Yambeee
1
一見お固いほんだけど、すごい参考になった。「戦略と予算のリンク」を主眼に置いているので、形式的でなく実践的だ。結局、戦略を財務数値とKPIに落とし込んで、PDCAをいかに早く回すかが予算管理の肝。『コントロールの対象を「人」でなく「策」にする』というのは意識しないと単なる犯人探しで終わっちゃう。2015/04/08
nocchi
0
繰り返し読みたい一冊。プロセス管理は目新しく勉強になった。2024/05/15
AShi
0
わかりやすく具体的なので、明日から使えそうな気がする。2018/10/01
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