内容説明
クラウド、ソーシャル、ビッグデータ、そして「スマート」の時代へ。企業の新しいビジネスモデルや個人のライフスタイルの変化をやさしく解説。
目次
第1章 ポストパソコン時代の到来を告げるいろいろな出来事(スマート革命とは何か;スマートテレビで負けた日本家電メーカーの悲惨 ほか)
第2章 モノ支配論理からサービス支配理論への転換(サービス支配論理とは何か;スマート機器の群れから生え出るネットサービスの森 ほか)
第3章 スマート革命がもたらすいろいろな影響(スマート革命の先進サービス企業;縦割り経営、官僚制度の打破、強力なリーダーシップ ほか)
第4章 新しい個人コンピューティングの形(個人コンピューティングの形の変化;スマートで賢いノマッド型プロシューマーの時代 ほか)
第5章 スマート革命の未来(日本家電の復活の可能性と社会的速度;伸びるセルフ出版、インディーズ音楽、放送 ほか)
著者等紹介
山崎秀夫[ヤマザキヒデオ]
1972年東京大学卒業。総合商社の関連会社でIT技術者を約20年経験。その後、総合商社にてソフトウェア製品の輸出入業務に従事。1986年野村総合研究所入社、ITコンサルタント・経営コンサルタントとして活躍。現在は、同社シニア研究員、日本ナレッジ・マネジメント学会専務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ホークス
4
モノ支配からサービス支配への移行で日本家電が崩壊。インターネットサービスは、広告売上に支えられたオープン型から機器の垂直統合による閉鎖型へ。ブラウザからアプリへ。ネットサーフィンからメディア消費(収益源)へ。などなど、苦手分野がわかりやすく解説されていた。著者独自の見方も混じっているだろうが、自分レベルはこれで十分。読みやすく、多少読み飛ばしても支障なく理解できた。サービスを茂らせ、森をつくる競争と言うことなんですね。2015/08/02
Germanene
1
スマートフォン、タブレット、スマートテレビ等の機器とソーシャルメディアによるライフスタイルの変化を描いた本。facebookの友達が同じ便に乗っていたら隣合った席を用意する、フライト中に見ていた映画の続きを降りた後でも端末から観れるようにする、といったルフトハンザ航空の取り組みが面白い。他にも事例多数。2013/03/21
バレバレット
0
機能ではなく、何ができるか? というライフスタイル提案の話でありそこそこ面白かったが、なぜか文章のつくりが非常に読みにくい本だった・・。2012/12/05
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