内容説明
現代の金融の世界は、サブプライム問題、リーマンショック、欧州債務危機とさまざまな問題が発生しています。こうした問題がなぜ発生したのか、各国の経済や金融にどのような影響を及ぼしているのかを考えるのが外国為替、国際金融の学習領域です。外国為替や国際金融のしくみは、経済活動を行う個人や企業、そして国や地域と世界をつなぐグローバルなメカニズムです。本書は、グローバルにつながる主要国および日本の経済や金融の現状を念頭に、外国為替、国際金融、国際ビジネスに関わる基本的な事項をわかりやすく整理した、学生や社会人の皆さんへの入門書です。
目次
第1章 外国為替の基礎知識
第2章 為替相場の理論
第3章 為替リスクとデリバティブ
第4章 国際収支と外国為替
第5章 国際通貨体制の変遷
第6章 国際通貨と国際金融危機
著者等紹介
川本明人[カワモトアキト]
広島修道大学商学部教授、博士(経済学)。1980年名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程退学、名古屋大学経済学部助手、広島修道大学商学部専任講師、同大学助教授を経て1991年より現職。2006年から2010年まで同大学学長。レディング大学客員研究員(1988年~89年)、リバプール大学客員研究員(1997年)、オークランド大学客員研究員(2011年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- サンゴしょうのひみつ