出版社内容情報
人間、社会、経済のあり方を探求する「人間社会学」を学ぶための基本書。改訂第2版では、とりわけ、SDGsとの関連を主眼に置き「人にやさしい社会」の実現方法を学ぶ。
内容説明
“人”にやさしい“社会”を仕事・ビジネスでつくるために、人間、社会、経済のあり方を探究する人間社会学。現代社会の課題への経済学・商学・社会学・社会福祉学などの多様な視点からのアプローチ。
目次
現代の人間社会とSDGs
第1部 自然と人間社会(環境と経済・社会―環境を重視する社会に移行するためには何が必要か;食と農をつなぐローカル・フードシステム;CSR型エシカル・ツーリズムの探究)
第2部 人間社会の支え合い(わくわくする、調べる、自由になる―はじめての社会学;現代社会と「こころ」の問題;地域包括ケアシステムと共生社会;現代における地域社会と地域福祉;ユニバーサルデザインと多様性―福祉のまちづくりの可能性;ICT(情報通信技術)が支えるサステナブルなまちづくり)
第3部 自然・人にやさしい経済・ビジネス(人間社会と経済・経済学;先が読みづらい時代で働くために;サステナビリティ実現に貢献するソーシャルビジネス;非営利法人と会計;「日本の労働はブラック」との理解でいいのか?―労働経済・労働法への第一歩;国際協力―貧困・格差の世界的な縮小に向けて)