内容説明
IT化が進み、ビジネスの仕組みが著しく変革しているにもかかわらず、古典的な横領や不正は後を絶たない。それを打開するためのヒントが、「セグリゲーション」。従業員不正を防ぐシンプルな方法です。
目次
第1章 売上代金の回収には気をつけろ―誰も見てなければ、従業員は勝手にお金を盗っていくものです。
第2章 外注業者からの請求には気をつけろ―下請け業者と結託すれば、誰も気づかないと思ったのですが…。
第3章 従業員が少ない管理部門は不正の宝庫―経理と財務の仕事を分ける必要などないと思っていました。
第4章 銀行のハンコは大丈夫か?―若社長の目は、節穴ではなかったということですかね…。
第5章 固定資産で副業ビジネス?―本当はやりたくなかったんですよ。でも、やりはじめたら、止まらなくなってしまったんです。
第6章 幽霊社員に要注意―給与計算の仕事を一人にやらせれば、いくらでも不正はできるよな。さすがに…。
第7章 実地棚卸を甘くみていないか?―やる気がない部下を持つと不正をするのも楽だったんですけどね…。
第8章 店舗のお金は店長だけに任せるな―うちのスタッフに限って不正など働く人間などいないと思っていました…。
著者等紹介
根本俊一[ネモトシュンイチ]
公認会計士・税理士・政治資金監査人。東京大学工学部卒業。三優監査法人、監査法人トーマツにて監査業務、企業再生支援業務を経験後、平成18年独立開業。監査業務のほか、IFRSコンサルティング、連結会計コンサルティング等に従事。また近年は、従業員不正にフォーカスした内部統制コンサルティングに力を入れており、上場企業や公益法人などを対象に幅広い支援を行っている
西澤拓哉[ニシザワタクヤ]
公認会計士・税理士。慶應義塾大学経済学部卒業。新日本監査法人(現 新日本有限責任監査法人)にて外資系企業の監査業務等を経験後、個人事務所を開業。税務業務のほか、内部統制コンサルティング等の各種経理サービス業務に従事。現在は、法定監査業務を中心に精力的な活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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