出版社内容情報
第一希望に入社できれば「勝ち」なのか。その内定はキャリアにつながるのか。就職活動、就職先の選定と入社後の仕事経験を連続的にとらえ、初期キャリア形成への影響を実証。
内容説明
希望する会社に就職できなかったことは「何者にもなれず」、取り返しのつかない「失敗」なのだろうか。希望していた会社に就職できなかったことを「失敗」だと悔やむ人は確かに多いだろう。しかし、就職活動において「失敗」とは、また「成功」とはどのような状態なのか。本書は個人の視点に立ち、大学生の就活から入社後を連続的にとらえ、実証研究により就活が初期キャリア形成に影響を及ぼすメカニズムについて考察する。
目次
第1章 “社会的背景”就職と初期キャリアの現状
第2章 “理論的背景”就職と初期キャリアについてわかっていること
第3章 “実証研究”早期離職をもたらす要因―企業の「働かせ方」に着目して
第4章 “実証研究”第一希望に入ったら「勝ち」なのか?
第5章 “実証研究”初期キャリアにつながる就職活動とは
第6章 就活と初期キャリア
著者等紹介
高崎美佐[タカサキミサ]
大学卒業後、民間企業勤務を経て東京大学大学院学際情報学府入学。博士(学際情報学)。2021年度よりお茶の水女子大学専任講師。専門は組織行動論、人材開発、キャリア支援。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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