出版社内容情報
大学での少人数ゼミでの使用を前提に、小論文を書き、ディベートの素材になるテーマを集める。社会問題など前提となる具体的な事件を紹介し、立論の仕方について言及する。
内容説明
少人数の小論文ゼミにおける教材として、法律問題・社会的事件などから精選した論点をテーマとして賛否の立論のポイントについて整理する。
目次
通学途中の交通事故―架空状況における賛否
原発推進の是非―世論を二分する現実の問題
尊厳死法案への賛否―立法への賛否
ゴーン氏逮捕の是非―法律における事実認定(1)
名張毒ぶどう酒事件―法律における事実認定(2)
大川小学校事件―法解釈:要件の要素分析
コロナ禍での東京五輪開催―行政判断・原則と例外
選択的夫婦別姓・代理懐胎―憲法判断と立法裁量
トヨタ・ユニクロ―企業の経営判断
水俣病・コンパクトシティ―責任の所在と法の限界
元徴用工裁判・台湾有事・GAFAの課税逃れ―国内法の限界
違法ダウンロード・過労死―法の支配と日常生活(1)
小田急高架訴訟・連帯保証人―法の支配と日常生活(2)
死刑制度・外国人政策―法制度設計への賛否科
学技術の発達と法律
巨大企業と経済社会と法規制
裁判官たちの議論に参入しょう
著者等紹介
古田裕清[フルタヒロキヨ]
現在、中央大学法学部教授
森光[モリヒカル]
現在、中央大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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