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出版社内容情報
老後を充実させる三本柱、Work longer:就労延長、Private pensions:私的年金等、Public pensions:公的年金の起用法を詳解。
内容説明
公的年金の受取りを何歳まで繰り下げるか。人生100年時代の必須知識を伝授!
目次
第1章 就労・私的年金・公的年金の継投策「WPP」とは何か―理論編
第2章 公的年金・私的年金キホンの「キ」―年金の制度・受取り方・税制を知ろう
第3章 シン・就労延長Plan―失われた「野性」を取り戻す!
第4章 シン・公的年金の受給Plan―「繰下げ受給」で終身給付の厚みを増す
第5章 シン・私的年金等の受給Plan―「年金」か「一時金」か
第6章 就労・私的年金・公的年金の継投策「WPP」とは何か―実践編
著者等紹介
谷内陽一[タニウチヨウイチ]
1973年北海道生まれ。1997年明治大学政治経済学部卒業後、厚生年金基金連合会(現:企業年金連合会)入職、約10年にわたり記録管理・数理・資産運用等の業務に従事。りそな銀行等を経て、2019年第一生命入社。日本年金学会副代表幹事、埼玉学園大学経済経営学部非常勤講師、第一生命経済研究所主席研究員および社会保障審議会臨時委員(企業年金・個人年金部会)を兼任。社会保険労務士、公益社団法人日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、DCアドバイザー、1級DCプランナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
6
★★老後の守りをピッチャーの継投策と捉える。WPPとはWork longer + Private pensions + Public pensionsの略。就労延長+私的年金(退職金/iDeCo/NISA/貯蓄)+公的年金(繰り下げ)という継投策をススメている。問題はいつまで就労延長するのかという問題と、公的年金を繰り下げるために60代で手持ち資金を大きく減らす心理的なハードル。2023/11/29
ライアン
5
素晴らしい。長く働く、私的年金、公的年金のWPPで老後を賄うというもの野球に例えてくれるのもいいね。出口戦略についてもいろんなパターンを想定しているのもいい。「繰り下げはあの世の後悔、繰り上げはこの世の後悔」てのが良かったね2023/06/22
のら
3
良書。WPPの提唱者である著者による解説。WPPとは公的年金と私的年金の役割分担を野球の投手継投になぞらえて提唱するもので、Work longer:就労延長(先発)、Private pensions:私的年金等(中継ぎ)、Public pensions:公的年金(抑え)をそれぞれの役割とする。恐らくWPPについて体系的に解説された初めての本であるし、類書が無い中でかなり貴重。内容も実践的で参考になる。しばしば見聞きする年金の誤解についても補足的に解説がなされ、年金の理解増進にも役立つ。お薦め。2023/03/12
まんまる
1
年金の受給方法を投手にたとえた点がおもしろい。2023/08/04
はぜ
0
P.64 公的年金、私的年金は雑所得として課税対象。その際、公的年金等控除額あり。個人年金保険は該当せず、払込元本が必要経費として控除され一時所得とみなされる。雑所得、一時所得は給与所得などと合算したうえで税率を適用する総合課税。(退職金は分離課税) 2024/08/15