内容説明
「不正・不祥事の疑い」に直面した企業担当者が、次の24時間に、次の1週間にどう動けばいいのか、心構えと解決への道筋を具体的に示す!
目次
あらゆる類型に共通する初動対応のポイント
個人データの漏えい
キックバック
品質データ偽装
反社会的勢力との取引
環境汚染
企業幹部の私生活上の犯罪
ハラスメント
会計不正
インサイダー取引
不当表示
カルテル・談合
海外贈収賄
ビジネスと人権
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
9
個人データの漏洩や会計不正など13の類型別に不正・不祥事への初動対応の基本を解説した本です。とにかく事実の確認が大事ということですね。ところで、「ビジネスと人権」について、責任ある企業行動のために継続的な「人権デューディリジェンス」の実施が期待されていると…。企業が社会から求められる責任が年々重くなっていきますね。もちろん、ビジネスの中で人権侵害があってはならないのは当然で、正しい方向に進んでいるんだと思いますが、なかなか厳しい世の中です。2023/03/16
miohaha
5
お仕事本。弁護士さんのブログで紹介されていました。帯にあるように、これだけはざっと読んでおいてと担当者に渡せる1冊。弁護士と企業人がリアルな事例を取り上げ、有事対応について具体的かつわかりやすくまとめています。心構えも書かれてあって、手元に置きたい本ですね。2023/06/08