内容説明
東大の異色の先生が学生たちと語り合った108の意思決定のはなし。
目次
第1章 明日できることを今日やるな(簡単なロジック;選ぶことは、捨てること;認識の転換 ほか)
第2章 欲の最大化より後悔の最小化(欲と後悔の姿;選んでしまった後悔)
第3章 リアルオプションの理論と実践(不確実な社会;リアルオプションの理解;事業のリアルオプション ほか)
著者等紹介
湊隆幸[ミナトタカユキ]
鹿児島県出身。1980年に鹿児島大学を卒業後、実務経験を経て、カリフォルニア大学バークレー校(Ph.D.)。帰国後、東海大学、アジア工科大学院を経て、2000年4月から東京大学、2022年3月に定年退職。その間、世界銀行グループのコンサルタントなど、実務経験も多数。現在は、国内外の大学の非常勤講師をする傍ら、フリーランスとして、自分の興味のあることを続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ざっく
9
ポップに書かれているけど、内容は難しかったかな。研究職の強い本なので、筆者の主張は感じとれなかった。もうちょっとゆっくり読めば面白かったのかな。意思決定のポイントは、欲の最大化ではなく後悔の最小化らしい。人は無意識に損失に目を向けてしまうのだろう。個人的には、最近はVUCAの時代などと言われるが、一昔前が正解が分かりやすい社会だったのか、おそらくそんなことはなく、今から見た未来が不透明で過去は結果が出ているだけで、過去に戻れば過去は過去でVUCAではないかと思っている。2023/04/08
ケルトリ
3
後半はエッセイ的な側面が強くなってきていた気がする。2025/05/01
☆ツイテル☆
2
フライヤー2023/03/30
kaz
1
意思決定論の部分は、人生の教訓として考えても面白かったが、後半の投資理論に関する部分は、簡単な教科書のような内容で、あえてこの本に入れた意味がわからなかった。図書館の内容紹介は『仕事と投資と人生の「意思決定論」入門。著者が意思決定という分野に携わってきた中で、学術的な知識をベースに、考えたことや経験したこと、学んだことを綴るとともに、「リアルオプション」について易しく解説する』。 2023/07/05
miura
0
意思決定する際は大きな期待を持ちすぎないこと。これは正しいなと思う自分と、飲み込めない自分がいる。2024/10/06
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