出版社内容情報
IPOの進め方を詳説。事業計画や予算の策定、資本政策、経営管理体制の構築、業務管理(内部統制)の整備、関連当事者等取引と関係会社の論点、法務・税務等主要論点を網羅。
内容説明
企業にとって、IPOは重要な成長戦略の1つです。2022年4月からは東証の市場区分がプライム、スタンダード、グロースの3つに再編されました。本書では、市場再編も盛り込み、IPOの進め方をチェックリスト形式で解説しています。IPOの全体像から事業計画や予算の策定、資本政策の方法と個別論点、経営管理体制の構築、業務管理(内部統制)の整備、関連当事者取引と関係会社の論点、法務・税務の取扱い、IFRS上場、グローバルオファリングまで、網羅的に詳説しています。
目次
第1章 IPOの概要とプロセス
第2章 事業計画と予算の策定ポイント
第3章 資本政策の手法と個別論点
第4章 IPOに向けた経営管理体制の構築
第5章 IPOに向けた業務管理体制(内部統制)の整備
第6章 押さえておきたい企業会計の基準
第7章 気をつけたい関連当事者等取引と関係会社の論点
第8章 IPOにおける税務
第9章 IPOにおける法務
第10章 IFRS(国際財務報告基準)によるIPO
第11章 グローバルオファリングによる海外からの資金調達
著者等紹介
金野広義[コンノヒロヨシ]
企業成長サポートセンターパートナー・公認会計士。1997年センチュリー監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)に入所後、IPO準備監査、ショートレビュー、IPO関連の各種コンサルティング(受発注体制等の内部統制構築、関係会社整理等)の他、法定監査、IFRSコンバージョン、海外資金調達支援業務、財務デューデリジェンス等の業務に従事。EY Japanのメディア・エンターテインメント・セクターのセクター・アシュアランス・リーダーも兼務
田中博文[タナカヒロフミ]
企業成長サポートセンターシニアマネージャー・公認会計士。2000年監査法人太田昭和センチュリー(現 EY新日本有限責任監査法人)東京事務所入所。JASDAQ証券取引所(現 東京証券取引所)に出向し、上場審査部で上場審査業務に従事した経験を持つ。また、日本銀行への出向経験もあり金融市場局で信用リスク管理を目的とした事業会社の企業分析に従事した。さらに、出向経験を活かして、ベンチャー企業の事業活動を支援するEY新日本クリエーション株式会社の設立に関与した。現在では、上場準備会社の監査に従事するほか、ベンチャー企業の発掘および支援事業に従事している。その他、IPOを中心とした社内外の研修・セミナー講師を多数行っている
大角博章[オオスミヒロアキ]
企業成長サポートセンターシニアマネージャー・公認会計士。東京国税局を経て、2000年監査法人太田昭和センチュリー(現 EY新日本有限責任監査法人)入所。会計監査業務やIPO支援業務に従事。経済産業省への出向の後、2019年から企業成長サポートセンターに所属し、ベンチャー企業のIPO支援、IFRSによる上場、IPOイベント・セミナーの企画・運営等を行っている
清宮悠太[セイミヤユウタ]
企業成長サポートセンターシニアマネージャー・公認会計士。2009年新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所。製造業、卸売業、金融業など幅広い業種のクライアントに対する会計監査のほか、上場準備会社の監査(準金商法)やショートレビューに従事。2019年7月から日本取引所自主規制法人上場審査部に2年間出向し、東京証券取引所(市場第一部、第二部、JASDAQ、マザーズ等)への上場申請会社に対する多くの審査を担当。帰任後は、企業成長サポートセンター(IPO統括部署)において、上場準備会社のサポート業務に従事しているほか、雑誌への寄稿、外部向け研修講師なども担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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