シリーズ〈哲学への扉〉<br> 真ん中の部屋―ヘーゲルから脳科学まで

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シリーズ〈哲学への扉〉
真ん中の部屋―ヘーゲルから脳科学まで

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  • サイズ 46判/ページ数 371p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865031089
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

内容説明

新しい唯物論の喜びへといざなう論文集。脱構築思想の批判的継承者マラブーの論考15本を収載。ヘーゲル弁証法の可能性を問い直しつつ、ニーチェ/フロイトからドゥルーズ/バトラーまでの現代思想を俎上に載せるとともに、脳科学の可能性を哲学の試練にかけて、神経の可塑性、病態失認、クローン技術などを考察する。哲学と脳科学との対話によって現れる“真ん中の部屋”への招待。

目次

第1部(ヘーゲルと電気の発明;弁証法の否定的なもの ヘーゲルとハイデガーのあいだで―イポリット、コイレ、コジェーヴ;弁証法的否定性と超越論的苦痛―ヘーゲルを読むハイデガー;世界の歴史と喪の可塑性;読解―不完全な隅石、あるいは再び閉じた傷)
第2部(隔たりの差異―ハイデガーとレヴィ=ストロース;誰がヘーゲルの狼を恐れるのか;永劫回帰と差異の亡霊;フロイトの二人のモーゼ;性的アイデンティティの構成において何が失われるのか)
第3部(神経の可塑性をめぐるイデオロギー的な争点;神経生物学的理性批判のために―ジャン=ピエール・シャンジュー『真、美、善について―新たな神経的アプローチ』について;幻影肢、病態失認、否認―欠損という問題に直面したメルロ=ポンティと現代神経生物学;恩寵と中毒―フェリックス・ラヴェッソン『習慣論』の導入のために;再生されるものたち―幹細胞、遺伝子治療、クローニング)

著者等紹介

マラブー,カトリーヌ[マラブー,カトリーヌ] [Malabou,Catherine]
1959年アルジェリア生まれ。イギリス・キングストン大学教授。専門は独仏の近現代哲学

西山雄二[ニシヤマユウジ]
1971年生まれ。東京都立大学教授。専門は現代フランス思想

星野太[ホシノフトシ]
1983年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院専任講師。専門は美学、表象文化論

吉松覚[ヨシマツサトル]
1987年生まれ。立命館大学客員協力研究員。専門はフランス思想、哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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「真ん中の部屋」というのはマラブーの思考スタイルも表していると思う。たとえばマラブーがヘーゲルを読むときにはハイデガーと対比したり接近させたりするのだが、デリダのハイデガー講義(かなり似た身ぶり)と比較してみると、どちらが優位にあるという意識がほとんどない。観念論と神経科学を対比するときもそう。真ん中の部屋でともに考えましょう、というスタンス。それがマラブーのよいところだし、不満も感じる(外部の参照点にコミットすることで、自分を振り回すようなラディカルさがない)ところ。2022/01/14

Go Extreme

1
ヘーゲルと電気の発明 弁証法の否定的なもの・ヘーゲルとハイデガーのあいだで 弁証法的否定性と超越論的苦痛 世界の歴史と喪の可塑性  読解―不完全な隅石、あるいは再び閉じた傷 隔たりの差異―ハイデガーとレヴィ゠ストロース 誰がヘーゲルの狼を恐れるのか 永劫回帰と差異の亡霊 フロイトの二人のモーゼ 性的アイデンティティの構成において何が失われるのか 神経の可塑性をめぐるイデオロギー的な争点 神経生物学的理性批判のために  幻影肢、病態失認、否認 恩寵と中毒 再生されるものたち―幹細胞、遺伝子治療、クローニング2021/04/12

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