内容説明
本書は、税理士・会計事務所がクライアントの業績改善まで踏み込んだサービスを提供できるよう、業績や財務体質の改善に資するさまざまなノウハウを基礎編、実践編に分けて解説しています。業績改善に向けて避けては通れない月次業績管理や予算管理はもちろんのこと、戦略的な経営計画作成までのポイントを体系的にまとめました。著者がコンサルティングの現場で実際に経験した事例や、著名な経営者、コンサルタントが残した言葉、成功企業のノウハウなども収録しています。クライアントへの指導マニュアルとしてだけではなく、会社経営者、実務担当者自身でも自社の業績改善マニュアルとしてご活用いただける内容になっています。
目次
業績管理 Basic(業績管理の重要性とその効果;業績管理のストーリーMaPS;業績管理の成功要因PWC;業績管理のマニュアル化)
業績管理―Practice(導入前の心得―危機感を盛り上げ課題を共有化;月次決算制度の整備;原価(粗利益)管理制度の整備
部門別損益管理制度の整備
予算管理制度の整備
戦略的経営計画の整備)
著者等紹介
田村和己[タムラカズミ]
1953年生まれ。1976年慶應義塾大学経済学部卒業。1977年プライスウォーターハウスに入社、青山監査法人(現、あらた監査法人)社員を経て、1999年誠栄監査法人設立、現在統括代表社員。プライスウォーターハウス時代を含めて中堅、中小企業の業績管理改善指導、株式公開指導、会計監査に多く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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