内容説明
マネーロンダリング対策の基本となる難解な犯収法を分かりやすく丁寧に解説。コラム欄「もう一歩前へ」では、実務上の疑問点・注意事項に行き届いた目配りがあり、この点も是非ご一読いただきたい重要なポイントである。好評につき「詳説犯罪収益移転防止法・外為法」として第4版まで版を重ねた書籍を、分冊化して大幅に加筆。第2版では、2021年金融庁ガイドライン等の改正を反映し、FATFの対日審査報告書を受けて新たに1章を設けるなどの改訂を行っている。
目次
総論
特定事業者
取引時確認の要件
通常の取引時確認の方法
厳格な取引時確認の方法
確認記録
取引記録
疑わしい取引の届出
コルレス契約時の確認義務
通知義務
体制整備
弁護士による取引時確認等
監督等
沿革・経過措置
FATF勧告、相互審査と犯収法等の改正課題
著者等紹介
中崎隆[ナカサキリュウ]
2002年東京大学法学部卒業。2005年弁護士登録(第一東京弁護士会)。長島・大野・常松法律事務所。2008年経済産業省に出向し、特定商取引法・割賦販売法の改正等に従事。2011年大手インターネット企業の法務部門に勤務。2015年山下・柘・二村法律事務所に入所(2016年パートナー)。日本弁護士連合会組織内弁護士小委員会副座長。2016年日本オンラインゲーム協会監事(~2018年)。2018年中崎国際法律事務所開設(2019年8月、中崎・佐藤法律事務所に改名)。米国での8年の滞在経験(英検1級・TOEIC975/990点)等を活かし、海外案件等にも多数従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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